9月4日よりディズニープラスで配信スタートしている実写ムーラン。
現在、実写ムーランについて検索すると、「ボイコット」「炎上」といったキーワードが出てきますね。今回はなぜムーランは炎上しているのか、なぜボイコットムーランという動きがあるのか調査していきたいと思います。
主人公ムーランを演じたリウ・イーフェイの過去の発言に加え、現在はウイグルの問題が炎上、ボイコットにつながっているようなのでこれらについて掘り下げていきます!
ムーランを見るためには、ディズニープラス会員になる必要があります。
まだ観てない方は下のリンクからどうぞ!
目次
実写ムーランが炎上中!?ボイコットムーラン運動が活発に?
香港、台湾、タイなどで「ムーランを観るのはやめよう」と呼びかけるボイコットムーラン運動が広がっています。ツイッターはじめとするSNSでは#BoycottMulan(ボイコットムーラン)をつけた投稿が相次いでいます。
実写ムーランが炎上しているのには2つ原因があるようです。
まずはムーランを演じたリウ・イーフェイの発言
ムーラン役リウ・イーフェイの発言
"I will bring honor to us all." Disney's #Mulan is now streaming exclusively on #DisneyPlus with Premier Access. For more info: https://t.co/iy94t8jFst pic.twitter.com/aNJdKCnXGy
— Walt Disney Studios (@DisneyStudios) September 7, 2020
彼女は2019年、中国版SNSウェイボーで「逃亡犯条例改正案」に関する香港デモに対し、「私は香港警察を支持します。叩かれてもいい、デモは香港の恥だ。」などと発言。
香港警察の暴力行為が非難殺到される中、彼女の発言に対しても香港の人々やデモを支持する人から批判を集めることになりました。
Liu Yifei describes what #Mulan's motto means to her pic.twitter.com/3CXdq76YqC
— Variety (@Variety) March 10, 2020
それから、中国のプレミアでの米エンタメ紙「バラエティ」の質問では、主人公ムーランについて聞かれた際に、“忠・勇・真”の精神を持つヒロインを演じたことについて「1人のアジア系として誇りに思う」とコメント。
この発言に対し、「なぜ中国人と言えないのか、中国人と言うのがそんなに恥ずかしいのか?」と言った発言が相次いだ模様。
この発言は今年の3月のものですが、後に紹介するウイグルの件で活発になったボイコットムーラン運動で再注目集めることになります。
ムーランの撮影がウイグルで行われた
実写版「ムーラン」ボイコット運動、主演女優の香港警察支持投稿に続き、Special Thanksのウイグル族を弾圧中の新疆トルファン市公安局クレジット発覚で、新章突入の様相。すぐ下に「米国人道協会が動物のアクションを監視しました」という免責文言が並び、ディストピア感増し増し pic.twitter.com/wpErfMrw2R
— junkTokyo (@junktokyo) September 8, 2020
ムーランが配信スタートしたあと、同映画の撮影が一部、新疆ウイグル自治区で行われていたことが明らかになります。
エンドロールのSpecial Thanksの中にトルファン市の治安当局や中国共産党・新疆ウイグル自治区委員会広報部など、ウイグル人を弾圧している新疆自治機関の名前が複数並んでいたことが判明。
ムーランがこれらの治安機関に謝辞を表明していたことやウイグル自治区で撮影されていたことで今回批判を集めることとなりました。
ボイコット運動が加速!中国公開はどうなる?
中国共産党による #弾圧 、#虐殺、#強姦、#強制労働、#強制収容 などが発生されているウイグルで撮影された映画 #ムーラン をボイコットしましょう!#BoycottMulan #ボイコットムーラン@arslan_hidayat @umezawatomio @ErkinSidick pic.twitter.com/J5fqTfFHAm
— TaRanChi (@AboutUyghurs) September 9, 2020
ウイグルの件で、ボイコットムーラン運動が加速しています。
これを受け、中国での公開はどうなるのか気になるところ。
中国は日本やアメリカと違い、ディズニープラスのデジタル配信ではなく劇場公開されます。というか、中国ではまだディズニープラスのサービスが始まっていません。
2020年9月11日よりムーラン劇場公開の中国。
今作は中国を舞台に描いた作品ということで、ディズニーは中国市場を大いに期待していたと思います。ですが今回の騒動で大打撃を受けることは間違いないでしょう。
作品の評価がすごく高ければ乗り越えられそうですが、そういうわけでもないので果たしてどうなるか….

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