9月4日からディズニープラスより配信スタートした実写ムーラン。
今回はこの映画のレビューについて見ていこうと思います。
早くも「つまらない」「酷評」といった意見があるので、そのあたりに注目しながらムーランは今すぐ見るべきなのか、料金が高いから追加料金なしになるまで待つべきなのか、調査していきます。
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目次
実写ムーランの評価は?酷評の嵐!?
まずはムーランに対する試写の評価や配信初日の評価を見ていこうと思います。
アメリカの映画評論サイト「Rotten Tomatoes」の初日の評価は以下の通り。
左が試写で観たと思われる映画評論家の数値で右が観客の数値。
評論家のスコアは100点満点中82点と高い評価を得ていますが、観客のスコアは38点と非常に低い評価となっています。大作映画でここまで賛否がくっきり分かれるのは珍しいのではないでしょうか。
その他、映画レビューサイトの配信初日の評価は以下の通り。
映画レビューサイト | 評論家 | 観客 |
metacritic | 69/100 | 3.4/10 |
iMDb | 4.2/10 | |
Filmarks映画 | 3.4/5.0 | |
映画.com | 2.8/5.0 | |
Yahoo!映画 | 3.08/5.0 |
全体的に評価はあまりよくないですね。酷評と言っても仕方がないかもしれません。
当初の公開予定の4月から5ヶ月も延期され、なおかつ映画館より高い料金を支払っていることを踏まえると、ハードルが上がっている中で観客の期待に答えられなかったように伺えます。
さらに、ムーラン役のリウ・イーフェイが香港デモの警察を支持する発言をしたことで「BoycottMulan」運動が活発になったこともあり、単純に作品の面白さどうこうで判断していない可能性もありますね。
まだ配信初日ということで、ここからどこまで評価が上がるか、はたまた下がるのか注目です。
【ネタバレなし】ムーランを見た人の感想は?
ツイッターでムーランを見た人の感想をいくつかピックアップしました。
実写ムーランの感想書くぜ。
これを見るために失ったのがポイントでよかった。
ディズニーを冠してなければたぶん見ない。
美女と野獣、アラジンの実写が僕的には高評価だったのでそれと比べると残念。
歌ってくれ。
ムーシュー好きはアニメ版を見て。
汚ねぇ花火には期待するな。
個人的な感想だYO。— しょこたそ_55.2kg (@__shokotaso__) September 4, 2020
ムーラン 感想
原作好きな方はがっかりする。
もっと忠実に描いて欲しかった
歌のシーンはしっかり入れて欲しかった。ストーリーより戦闘シーンに力を入れた作品。ディズニー感ゼロ。面白いは面白いが、別物として見るべきだな。
— よきうえき (@mpjtgmvmd) September 4, 2020
あまりに違うと戸惑うかと思ったけど、もうほぼ別作品だったので全然大丈夫でした(?)
「今」ディズニーが提示するムーランの姿はこうなんだなというのがとてもしっくりきたというか— 春子 (@oekaki_hrk) September 4, 2020
どうしても否定的な意見が目立ってしまいますが、良かった!面白かった!という意見もあるので、評価は人それぞれといったところでしょう。
ただ、全体的に「アニメ版とは違う」という意見が多かったので、アニメを忠実に再現した作品を期待していると損するかなと。

【筆者の感想】ムーランはつまらない?
私自身も配信初日にムーランを見たので、感想を述べたいと思います。
全体の印象はすごく中途半端でもったいない作品と感じました。
まず、ディズニーの実写映画にしては、ディズニーらしさがほとんどなかったような気がします。実写美女と野獣やアラジンのようにミュージカルがあるわけでもなく、全体的にシリアスな印象を受けました。
アニメで人気キャラクターのムーシューが登場しないため、映画全体のコメディ要素が少なかったです。他のキャラクターでユーモアさをカバーしようとしていましたが、インパクトに欠けたかなと。
ミュージカルを入れアニメキャラを再現したほうが、ディズニーの実写映画としてより幅広い年齢層に刺さる作品になったと思います。
かといってアクション映画としても微妙に感じましたね。
個人的にアクション俳優のドニー・イェンとジェット・リーにすごく期待していましたが、彼らのアクションの見せ場は少なく、戦闘シーンも他のアクション映画に比べてチープに感じました。CGを多用しいかにもセットでとったような映像が多かったのが原因ですかね。
ディズニー映画ということでゴリゴリのアクション映画にはしたくなかったのだと思いますが、中途半端になった印象です。
オリジナル作品として見ても残念といったところ。
一回見ただけでは、魔女のシェンニャンの心情や立ち位置があまり理解できず。今回アニメ版のリーシャンの役がドニー・イェン演じるタン指揮官とホンフイというキャラクターに分けられたのですが、二人のキャラクターがものすごく際立っているかというと疑問です。
要所要所でアニメを再現していますが、アニメの重要なシーンがなかったり再現の仕方が中途半端。アニメムーランファンの期待を裏切り、オリジナルを見たい人にも不満が残る作品になったと言えるでしょう。
けっこう辛口な意見になりましたが、個人的には上で示した初日の評価は妥当かなといったところです。
配信高いから追加料金なしになるまで待つべき?
今回、ムーランを観るためにはディズニープラスの月額料金770円に加え、プレミアムアクセス料金2,980円を支払わなければなりません。
税込みにするとトータル4,000円くらいになります。
4,000円で見る価値があるかと言われると、個人的にはないかなと。
実写ムーランを観るなら、映画館で新作映画を2本見たほうが良かった気がしますね。
ですから、よっぽどのムーランファンじゃない限りは、12月の追加料金なしで見放題になるまで待ったほうがいいと思います。



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