アベンジャーズ/エンドゲームが世界の興行収入でアバターを抜き、一位に輝きました。日本でも映画館で観たという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなエンドゲームの時系列やタイムトラベルについて解説していきます。
一つの作品でありながら時系列が複雑になっているエンドゲーム。今作は一点の出来事が描かれるだけでなく、タイトラベルを通して幅広い時系列に絡みながらストーリーが展開されます。
なので、エンドゲームの物語を順番に追いながら時系列を整理していきたいと思います。
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目次
アベンジャーズ/エンドゲームの時系列を徹底解説!
2018年:冒頭(インフィニティ・ウォーの直後)
エンドゲームはインフィニティ・ウォーの直後、つまり2018年から描かれます。
バートン(ホークアイ)は自宅で軟禁生活(2016年のシビル・ウォーでソコヴィア協定を違反するも司法取引で開放される)をしていましたが、雷音とともに突然家族が全員消えてしまいます。これはサノスが指パッチンで全生命体の半分を消してしまったからですね。
オープニング後、場面は指パッチンから22日後、トニー・スタークはネビュラとともにミラノ号で宇宙を漂流してたシーンになります。食料があと4日分と絶体絶命の中、キャプテン・マーベルに救出され地球に帰還。
トニー以外のアベンジャーズ生存者は、消えた仲間を取り戻すためサノスの元へ行きます。ところが、インフィニティ・ストーンは既に破壊されており、為す術がなくなったアベンジャーズ。ソーは怒りのあまり、ストームブレイカーでサノスの首を切り落としてしまいます。
MCU作品すべての時系列については下の記事をご覧ください。

5年後の2023年
それから場面は5年後の2023年に移ります。
スコット・ラング(アントマン)は、サノスが指パッチンする直前(2018年)に量子世界に入ります。しかし、ホープやピム博士が消えてしまったため、5年間(本人の体感では5時間)量子世界に閉じ込められてしまいました。
彼の生還をきっかけに、タイムトラベルで過去にもどり、インフィニティ・ストーンを取り戻すという計画が実行されます。
アベンジャーズのメンバーはチームに別れ、それぞれ4つ時代にタイムトラベルし6つのストーンを取り戻すことに。
2012年:アベンジャーズ1のニューヨーク決戦
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、アントマン、そしてハルクは、マインドストーン、スペースストーン、及びタイムストーンを同時にゲットできる、2012年に起こったアベンジャーズ1のニューヨーク決戦に行きます。
キャプテン・アメリカはストライカーと交渉の末、ロキの杖セプター(マインドストーン)を獲得。また、ハルクはエンシェント・ワンとの交渉の末タイムストーンをゲット。
ところが、アイアンマンは2012年のハルクに邪魔され、テッセラクト(スペースストーン)を手に入れることに失敗してしまいます。
このとき、2012年のロキがスペースストーンとともに消えてしまったため、彼を軸する新たなタイムラインができてしまいました。



1970年4月:キャップの懐かしの場所で
このままではストーンが1つ欠けた状態で消えた仲間を取り戻すことができない。
そこでトニーとスティーブは、コズミックキューブと帰る分のピム粒子が同時に手に入る1970年のニュージャージーに行きます。この場所は1943年に血栓を受ける前にスティーブが訓練していたところですね。
キャップはピム博士の研究所でピム粒子をゲット。トニーは地下施設で保管されているコズミックキューブを手に入れます。
この年はトニーが生まれる年で、彼の誕生日は1970年5月29日。ハワードともうすぐ生まれてくる自分について話すシーンがありました。



2013年:マイティ・ソー/ダーク・ワールドのアスガルド
ソーとロケットは、リアリティストーンをゲットするため、2013年のアスガルドに戻ります。このとき、エーテル(リアリティストーン)がジェーン・フォスターに憑依していたため、ソーがアスガルトに彼女を連れて行っていました。
ロケットは彼女からエーテルを抽出しリアリティストーンをゲット。ソーは偶然にもダークエルフに殺される前の母・フリッガに遭遇。別れを告げる直前にムジョルニアを手に入れます。2017年のバトルロイヤルで姉のヘラに破壊されてから、ムジョルニアがない状態でした。
2014年:GoG1の惑星モラグとヴォーミア
ここではチームが2つに分かれ、ローディーとネビュラはパワーストーンを、ナターシャとバートンはソウルストーンをゲットしに向かいます。
2014年にピーター・クイル(スター・ロード)が惑星モラグでオーブ(パワーストーン)を手に入れますが、それを待ち構えていたローディーとネビュラがパワーストーンを回収。
ヴォーミアでは、2018年のインフィニティ・ウォー同様、レッドスカルが待ち構えていました。彼はスペースストーンで宇宙に転送された1943年から、ずっとこの場所にいたんでしょうね。
ソウルストーンは、愛する人を犠牲にしなくては手に入らない石で、ナターシャとバートンは闘いの末、ナターシャが犠牲になることに。



2023年:アベンジャーズvs2014年から来たサノス軍
タイムトラベルから1分後、それぞれストーンを回収し2023年に戻ってきました。ナノガントレッドをはめたハルクが指パッチンし、5年前に消えた人々を復活させることに成功。
しかし、タイムスリップから戻ったネビュラは2014年のネビュラで、彼女がサノス軍を呼び寄せてしまいます。
壮絶な戦いの末、トニー・スタークが自ら犠牲になり、指パッチンしたことでサノス軍は消滅。
この戦いで、2023年のネビュラは2014年から来たネビュラを殺害。インフィニティ・ウォーで既に犠牲になっていたガモーラに代わり、2014年から来たガモーラがアベンジャーズの一員として戦います。
スパイダーマンやブラックパンサー、ドクター・ストレンジなど復活した人々は、2018年から時が5年間止まっていたため、当時同い年だった人々よりも5歳若いことになります。
ラスト:キャップがストーンを戻した後
トニーの葬儀を終え、スティーブはインフィニティ・ストーンを元の場所に戻しに行きます。ところが、彼は装置に現れず、ベンチに座っていた年老いたスティーブが現れます。
そして、エンドロール前にスティーブがペギー・カーターとダンスをする場面で幕が閉じます。ここの時系列は語られていませんが、おそらく1943年ではないかと。
というのも、この年にキャップがペギーにダンスの約束をしていたにもかかわらず、自ら犠牲になったことで約束を果たしていなかったからです。80年越しに夢が叶って本当に良かったと思います。
エンドゲームの時系列をややこしくしているタイムトラベル
エンドゲームを振り返ったときに、時系列がややこしいのは、アベンジャーズが色々な時代に戻るからですね。さらに、死んだはずのガモーラが生きていたり、ネビュラが二人いたりと疑問に思う人がいたのではないでしょうか。
エンドゲームでタイムトラベルしたことで生まれた新たな時間軸とマルチバースの違いについては下の記事にまとめたので合わせてご覧ください。






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