2021年10月27日よりディズニープラスは新ブランド「スター」が加わり、4K&ドルビーアトモスにも対応、さらに据え置きゲーム機にも対応しました。
それに伴い月額料金が改定、税込み770円から990円に値上げ。この値上げについて、変更点や他の配信サービスの料金を比較して高いのか安いのか考えていこうと思います。
ディズニープラスは料金値上げで高い?
2020年にサービス開始したディズニープラスは、2021年10月まで税込み770円でディズニー、ピクサー、スター・ウォーズ、マーベル、そしてナショナル・ジオグラフィックの作品が見放題で視聴できました。
これに新ブランドが加わり、配信環境も改善され、990円になります。(AppleのApp Store支払いの場合は税込み1,000円)
リニューアル前との変更点は?
リニューアル前後で、どのように変わるのか表にまとめました。(赤が変更点、横スクロールできます。)
リニューアル前 | リニューアル後 | |
料金(税込) | 770円 | 990円(App Store支払いは1,000円) |
作品 | ディズニー ピクサー スター・ウォーズ マーベル ナショナル・ジオグラフィック |
ディズニー ピクサー スター・ウォーズ マーベル ナショナル・ジオグラフィック スター(20世紀フォックス映画+海外ドラマ+アニメ) |
画質 | 1080 HD | 1080 HD、4K UHD(対応デバイスのみ) |
音質 | 2ch | 2h、5.1チャンネル(対応デバイスのみ) ドルビーアトモス(対応デバイスのみ) |
デバイス | スマホ、タブレット、ブラウザ STB接続、スマートTV |
スマホ、タブレット、ブラウザ STB接続、スマートTV、ゲーム機 |
支払い | NTTドコモ経由で クレジットカードorPaypal |
NTTドコモ経由で クレジットカードorPaypal Apple App Store、Google Play ストア Amazon アプリ指定の支払い |
大きく変わるのは、作品の種類と画質、音質、デバイス、そして支払い方法ですね。
ディズニープラスの料金は高い?
では、現在のディズニープラスの料金は高いのか、変更点をくわしく見ながら考えていきます。
配信環境のアップデートは?
まずは配信環境の変更点。
4Kですが、そもそも4K出力のテレビやモニターで見ている方は少数派だと思うので、4K対応の恩恵を受ける方は少ないかなと思います。
非公開: ディズニープラスを4Kで視聴する方法は?Fire TV Stick やApple TVで見れる?
ただ高音質で楽しめるドルビーアトモスは、iPhone XS以降とiPad Pro 12.9インチ第 3 世代以降、iPad Pro 11インチ、iPad Air (第 4 世代) に対応しています。
ですから、Appleユーザーは、今後高音質でディズニープラスが視聴できるようになります。
デバイスは新たにゲーム機が追加されますね。
これについては、既にテレビやモニターでディズニープラスを視聴できる既存のディズニープラスユーザーにとっては別になくてもいい要素であり、値上げの価値を感じられない部分でしょう。
支払い方法が増えるのもありがたいですが、これも既存のユーザーにとっては現行のクレジットカード払いで十分であり、値上げの価値に値しないかなと。
今までクレジットカードがなくて会員になれなかった高校生以下にとっては非常に嬉しいアップデートだと思います。
ですが、PS4と同様に既にディズニープラスを楽しめている方からすると、必ずしも必要なものではなりませんでした。
ここまでをまとめると、配信環境のアップデートは新規ユーザーからすると、デバイスや支払い方法の選択肢が増えたことで入りやすくなったと言えます。しかし、4K出力のテレビを持っている方が少数派であり、既存のユーザーにとっては微妙のアップデートと言えます。
なので値上げに対して価値を感じるかは、配信環境のアップグレードではなく、新ブランドの追加にかかっていると思われます。
追加されるコンテンツは?
では、今回のアップデートでどんなコンテンツが追加されるのか。
リニューアルで20世紀フォックスの映画と海外ドラマ、更に日本のアニメが追加されています。
リニューアル時の詳しい作品ラインナップは上の記事にまとめていますが、エイリアン&プレデターシリーズ全12作品に加え、猿の惑星6作品、ダイハード全5作品、さらに、アカデミー賞受賞orノミネート10作品以上と、予想より多い映画が追加されました。
加えて、ドラマ作品もウォーキング・デッド、 glee、24、ホームランド、プリズン・ブレイク、クリミナル・マインドなど、人気ドラマ作品がラインナップされています。
リニューアルで総作品数が16,000以上になる模様。
さらに、鬼滅の刃や呪術廻戦など日本の人気アニメ作品も随時ラインナップされています。
これらのコンテンツを考えると、値上の価値はあると思います。4Kやドルビーアトモスに対応することも考えると、むしろお得ではないでしょうか。
新作映画が最短で45日後に見放題になる
また最近では、ディズニー、マーベル、20世紀スタジオ制作の新作映画が、公開から45日後にディズニープラスで見放題になっています。(※一部配信時期が異なります)
具体的には、20世紀フォックスのキングスマン:ファーストエージェントやナイル殺人事件、ウエスト・サイド・ストーリーなど。
他の配信サービスだと、公開から1ヶ月半で新作映画が見放題になることはまずないですし、新作映画は見放題ではなく有料レンタルが一般的。
ですので、新作映画がこんなにも早く、しかも見放題で見れることも加味すると、990円の値上げはむしろ安いくらいだと思います。
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他の配信サービスと比較して高い?
他の配信サービスと料金を比べると次の通りです。
配信サービス | 月額(税込み) | 年間(税込み) |
Disney+ | 990円 | 9,900円 |
Netflix | 1,980円(4K対応) | なし |
Prime Video | 500円 | 4,900円 |
U-NEXT | 2,189円 | なし |
ネットフリックスは990円と1,490円のプランもありますが、いずれも4Kには非対応なので今回は比較対象外にしました。
ディズニープラスの配信環境のアップデートで、デバイスや支払い方法、4K対応か否かについては、ほとんど変わらないと思います。
どの配信サービスに加入するかは、結局どの作品を見たいかでしょう。
ディズニープラスの最大の魅力は、「ディズニー、マーベル、スターウォーズ、20世紀フォックス」作品が見放題で、これらの新作映画がいち早く見れることです。
料金だけを見ると、Amazonのプライム・ビデオより高いですが、プライム・ビデオでは上記の作品が有料レンタルのみ、見放題になることはありません。
プライム・ビデオで399円の作品をレンタルすれば、それだけで月500円+399円=899円になり、ディズニープラスと然程かわらないですね。
ディズニープラスを安く見る方法は?
年間プランに加入する
990円が高いという人は年間プランがおすすめ。初期費用は高くなりますが、9900÷12=825円と月換算では165円安くなります。
≫ディズニープラスのメリットは?Amazonプライム&Netflixと比較して良い点
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そのほか、マーベル作品やスター・ウォーズ作品、20世紀フォックスの映画も見れちゃいます!